
自転車やBikeモードに関するノウハウをわかりやすくご紹介します。
Bikeモードを使って、Run&Walkをもっと楽しみましょう!


ロードバイクの乗車姿勢は、初めての人は上手くできないもの。写真のようなサドルが高く、ハンドルが低いという姿勢は、ふだんの生活であまりしない姿勢なので、抵抗がある方も多いと思います。また、ある程度、筋肉も使います。
とはいえ、この乗車姿勢に慣れてくると、スピードを今よりも高めることができ、走る気持ちよさが倍増します。自分の脚を動力にして、一日100km以上の距離を走ることもできます。最初はとっつきにくくても、そのぶん喜びは大きいのです。
そこで今回は、ロードバイクを100%楽しむための乗車姿勢を考えてみましょう。自分の体型に合わせたイイ位置を見つけるために、サドルの高さとハンドルの高さを調整します。
ロードバイクのレクチャーは、母国スペインと日本の自転車レースで活躍していたホワン選手が担当。“速い=カッコいい”乗り方をマスターしよう。

ロードバイクの乗車姿勢になるためには、まずサドルの高さ調整から。サドルの高さの目安は、ペダルを一番下にしてカカトを乗せた時にヒザが少し曲がるぐらいがベストです。脚に力を入れやすく、ペダルをスムーズに回しやすくなります。ちなみに、サドルの調整を行う時はアーレンキーと呼ばれる工具が必要です。自転車屋さんやD.I.Y店で手に入ります。
アーレンキーとは、先端が六角形になった工具のことで自転車整備の必須アイテム。よく使うものなので一つはそろえておきたいもの。別名ヘキサゴンレンチとも。


自宅にメジャーがあれば、上記のような計算式でサドルの高さを求めることもできます。自転車の長さを計る場所は、BB(ボトムブラケット)の中心からサドルの上面。たとえば股下75cmの人なら、75cm×0.88=66cmとなります。ただ、あくまでも目安ですので、この数値から±2cmぐらいの範囲で動かすには問題ありません。ペダルを回しやすい場所を探してください。
※0.88という数値は、これまで数多くの専門家の意見をもとに、自転車で一般的に使われている指数です。股下と自転車にメジャーを当てて計ってみましょう。


ロードバイクのサドルは高さのほかに、座面の傾きも調整できるようになっています。座面の傾きは、自転車を真横から見てほぼ水平になるように設定します。人によって好みもありますが、基本はまずここからです。ここもアーレンキーを使ってボルトを緩めて、サドルを動かしましょう。


次はサドルの前後位置です。まずクランクを水平状態にして、ヒザ裏から真下に線を伸ばした時に、線がペダルの軸を通るようにすればOKです。このサドルの位置が、一番ペダルに力を入れやすい場所となります。「一人でやるのは大変」という方は、糸や細いひもの先端にオモリをつけて下に垂らしてあげるといいですよ。


最後はハンドルの高さ。これはサドルの高さを基準にして合わせます。目安はサドルの高さより5cm以内の下の位置に調整します。最初からこれ以上落差をつけて乗ろうとすると、前傾姿勢がキツイため腕を突っ張ってしまったり、すぐに疲れたりします。慣れるまではこの5cmの範囲を守りましょう。
