ブレーキレバーの握り方は、指を2本、あるいは3本をかけるのが一般的です。これは自分のやりやすい方を選んでいただいて大丈夫です。 ふだんブレーキをかける時は、レバーをギュッと力いっぱい握るのではなく、軽くジワッと引くようにするのがいいでしょう。そのほうが急ブレーキにならず、車体を安定させたまま上手に止まることができます。
- ブラケット側
![[写真]1.](/images/bike/column-02/03/ph_01.jpg)
![[写真]2.](/images/bike/column-02/03/ph_02.jpg)
- ドロップ側
![[写真]3.](/images/bike/column-02/03/ph_03.jpg)
ハンドルのブラケット側を持っている場合は、レバーに指を3本か2本かけるようにしましょう。ドロップ側はハンドルを持つ手とレバーが遠くなるため2本の人が多いです。
ブレーキの仕組み
ブレーキは、ブレーキレバーを引くとブレーキ本体のシュー(制動面)がホイールのリムに押し付けられて制動力が働きます。
![[写真]6.](/images/bike/column-02/03/ph_06.jpg)
- 軽くブレーキレバーを引いて、シューを少しだけリムに当てることを「当てぎき」といいます。 スピードを調整するのが主な役割ですが、この「当てぎき」を使って十分減速していくとスムーズに止まることができます。
つぎは実際のブレーキの一連の流れを見ていきます。まず、自転車はハンドル両側のレバーを握って、前後のタイヤに制動力をかけると、後ろ側が軽く浮くような感じになります。このままではリアタイヤから荷重が抜けて路面と接地する面が少なくなってしまうためきっちり止まれません。そこで上手に止まるには、ブレーキをかけた時に体を斜め後ろに沈みこむようにしましょう。車体の浮きを抑えることで効率よく止まることができます。
![[写真]](/images/bike/column-02/03/ph_07.jpg)
- ここではブレーキをかけた時の車体の動きを説明します。普通に走行している時、自転車は前後のタイヤが接地して安定して走っています。
- 体重移動しなかった場合
![[写真]](/images/bike/column-02/03/ph_08.jpg)
- ブレーキレバーを握ると車体には前に進む惰性の力が働いているためリアが浮きます。リア側のブレーキだけ握れば、この現象は少なくなりますが素早く止まれないのでおススメできません。ブレーキは前後一緒にかけるようにしましょう。
- 体重移動した場合
![[写真]](/images/bike/column-02/03/ph_09.jpg)
- リアの浮きを抑えるには自分の体の重さを使います。その方法は、ブレーキをかけると同時に体を斜め後方に沈みこませること。前後のタイヤを路面にしっかり接地させることで安心&素早い制動が可能になります。
- ブレーキをかける前
![[写真]](/images/bike/column-02/03/ph_10.jpg)
- 実際のライディングを見てみましょう。ブレーキをかける前の体勢は、ふだん運転しているときと同じでかまいません。
- ブレーキをかけた時
![[写真]](/images/bike/column-02/03/ph_11.jpg)
- ブレーキをかけた時、体を斜め後ろに沈みこませます。車体の上で上体を伏せるような感覚です。 通常はシッティングでもかまいませんが、緊急時にブレーキを強くかける場合には写真のようにスタンディングの状態にします。

- ロードバイクのレクチャーは、母国スペインと日本の自転車レースで活躍していたホワン選手が担当。
“速い=カッコいい”乗り方をマスターしよう。
用語解説
![[図]各パーツの名称](/images/bike/column-02/03/ph_13.jpg)
- スタンディング
- 立ちこぎのこと。シートにお尻をつけずに自転車に乗ること。
- シッティング
- シートにお尻を乗せた状態で自転車に乗ること。
![[図]ブレーキ部分の名称](/images/bike/column-02/03/ph_14.jpg)


![[写真]4.](/images/bike/column-02/03/ph_04A.jpg)
![[写真]4.](/images/bike/column-02/03/ph_04B.jpg)
![[写真]5.](/images/bike/column-02/03/ph_05A.jpg)
![[写真]4.](/images/bike/column-02/03/ph_05B.jpg)
